独立宣言
目の前にあることだけをひたすらこなす、その場しのぎの人生暦31年。
周りの評判だけを意識した目標を掲げ、その陳腐な目標のためとでもいうかのごとく大学に入る。また別の陳腐な目標を達成したように見せかけるようための会社に就職。しかも、プライドだけで1部上場の企業に運だけで入社。快楽主義で他人に流されやすい性格ならではの結婚をして、現在に至る。
そんなクズ(しかも虚栄心が強く、自分より価値が低いクズを見つけて嘲笑するクズ)だけれども、これだけは間違えなく言える。
「子供はかわいい」
自分がクズだからこそ、自分の子には同じ轍を踏んで欲しくはない!と強く思う。まっすぐな目標、それを達成するための継続的努力、社会的で他利的な寛容がある心。つまり、『意志と協調』。この2つを持たせてあげたい。しかし、その人生で大事な2つを持ってない者が「『意志と協調』は大事だぞ!」と言って説得力があるだろうか?(反語)
そこで、『意志と協調』を得るために一念発起!
「独立して社長になる」
言わば社長は『意志と協調』の塊であり、その2つ持たなくてはならない十分条件である。
子供のためなら人生を投げられる。大企業ならではの手厚い福利厚生と、安定した高めの収入がある今。このぬるま湯から出る覚悟はできた。これで身をもって、人生に大切なものは何かを子供に教えることができる。
「じゃあ明日辞めよう」
というわけにゃ行かない。社長力はそんな気合だけで短期間で手に入れられる能力ではない。社長になるための、ざっくりとした目標を立ててみた。
「『バカ』で儲ける」
ちなみに、なにをネタに起業するかと言うと「オモシロアイデアの販売」。自分のアイデアだけで財を成す(しかも金持ち)のが子供の時の夢でした。今も同じ夢を持っている。具体的な職業にすれば、商品コンサルだろうか。一応ちゃんとマーケティングをして、商品のアイデアを企画する商売。ここでいうアイデアは、常識の範囲外であり、一般的には「バカな」と言われるような面白いものがいい。
しかも、できれば1人ではなく徒党を組みたい。ので、バカ起業の有志と融資を募っていきたい。
「まずボキ!」
社長力は、「財務力、コミュニケーション力、システム構築力、法律力、製品力」の順で必要。と、とある起業本に書いてあった。理系出身だと財務力は皆無、足し算はできるレベルだ。ということで簿記の勉強を0から開始します。
以上をもちまして、独立宣言とします。