紳士のたしなみカタカナ語!
その異国の響きは口にするだけで気持ちが良くなる。
そんなカタカナフェチの私の私による私のための今週のカタカナベスト3を紹介するぜ!
バーター
物々交換って意味だけど、紳士ならこう使います。
支社から優れた人材を集めるために、俺をバーターにしたな!
左遷されたときになんて使うと、何もいえないような常体のオフィスの重苦しい空気に、情熱の風が走り抜けるぞ!
ちなみに間違った例。
そんなに同じところをグルグル回っていると、バーターになっちゃうぞ!
マッチで火をつけておきながら、それを自分でポンプを使って消す。そんな、自作自演のような意味です。
紳士はこう使います。
株価を吊り上げるだけ吊り上げて、高値で売りぬく。その時点で株価は急落、元の値段。そんなマッチポンプな株に手を出して、いま樹海にいます。
仕手株にはまって、散財どころか天文学的な負債を抱えたときの手紙に使ってみよう。
ちなみに間違った例。
さっき踊り食いしたワカサギを、帰りの車でそのままゲロするなんて、まるで人間マッチポンプだな。
「身代わり」の意味。人の罪を人が背負い込む代わりにヤギを放ってチャラにした話が由来らしい。
紳士ならこう使います。
社長の汚職の責任は、私がマスコミに自供を演じることでスケープゴートとなります!
だから娘さんを私にください。
お義父さんに結婚の許可を頂くときに。同時に社会的地位は墜落しますが、それよりも得たものは大きいかもしれませんね。
ちなみに間違った例。
だめー!ガバッ!溺れるーブワッ!たーすけープゴートブッワゴボボボボ…!